映画「彷徨える河」感想まとめ。面白い。凄いものを見てしまった感。独特な世界観に圧倒など反響多数。
映画「彷徨える河」の感想まとめ。
劇場公開日:2016年10月29日
上映時間:124分
映画「彷徨える河」概要
世界各地の映画祭で注目を集めるコロンビアのシーロ・ゲーラ監督の長編第3作で、2015年カンヌ国際映画祭監督週間で最高賞を受賞。
20世紀前半にアマゾンを訪れたふたりの白人探検家の日記を基に、先住民族の視点から、失われつつある彼らの文明を描き出す。
あらすじ
- 部族最後の生き残りである呪術者カラマカテは、アマゾンの奥地でひっそりと暮らしている。数十年にわたって他者との接触を拒んできたカラマカテは、孤独のあまりすっかり記憶や感情を失っていた。
- そんな彼の前に、聖なる樹木ヤクルナの調査に来たアメリカ人の植物学者エバンが現われる。エバンと共にカヌーでアマゾン深部へ漕ぎ出したカラマカテは、少しずつ記憶を取り戻していく。
スタッフ
監督:シーロ・ゲーラ
製作:クリスティーナ・ガジェゴ
脚本:シーロ・ゲーラ/ジャック・トゥールモンド
撮影:ダビ・ガジェゴ
予告
映画「彷徨える河」を見てきました。今年No.1。
— みぃすけ (@crumpet11) 2016年11月6日
観た人の感想
これ程迄に色鮮やかなモノクロ映画出逢った事無い。
『#彷徨える河』コロンビア史上初のアカデミー賞外国映画賞ノミネート作。これ程迄に色鮮やかなモノクロ映画出逢った事無い。欲まみれの現代人。対し孤高のシャーマンのカラマカテに宇宙と一体である人間の本質を観た!映画館で観るべき凄まじい傑作 pic.twitter.com/CPLEqJmnms
— ユキノナーニー (@a19660819) 2016年11月4日
すごい文化があった
『彷徨える河』を観る。世界観がすごい。白人探検家の手記を基にした映画だそうだけれど、すごい文化があったものですね(´・ω・`)
— ミシトカナタ (@CCD2006) 2016年11月7日
こういうのをみたときに、形容する言葉が自分にはまだない
彷徨える河。こういうのをみたときに、形容する言葉が自分にはまだない。 pic.twitter.com/DaP0BlO5rn
— yy (@yuchina32) 2016年11月7日
シャーマニックな世界観、先住民の知恵があふれています。
映画『彷徨える河』私も鑑賞いたしました(*´∀`*)
— マヤ暦占術研究家 弓玉 (@Miroku_maya) 2016年11月7日
モノクロですが、魂のふか〜いところに鐘を鳴らします。
シャーマニックな世界観、先住民の知恵があふれています。
宮台真司先生の映画評が掲載されたようです。... https://t.co/3Ji4zJwr8C
世界観を持たない西洋世界の危うさを浮き彫りにするような映画だった
『彷徨える河』、(元の意味での)世界観を持たない西洋世界の危うさを浮き彫りにするような映画だった。この宇宙の原理って何なんだろうみたいな。
— 矢野 (@no_snork) 2016年11月6日
壮大な大自然と謎のシャーマン、カラマカテの存在感が圧倒的。
『彷徨える河』観た。未知の植物を求めてアマゾン河を遡る二つの時代が同時進行する。モノクロの映像は河をどす黒く染め上げ闇の中の混沌とした不可思議な世界へと変貌させて絶妙。壮大な大自然と謎のシャーマン、カラマカテの存在感が圧倒的。
— タコラ (@takora1973) 2016年11月6日
ぞわぞわしながらスクリーンを観てた。
「彷徨える河」は先住民族の生き残りとして孤独に生きるシャーマンと、アマゾンを訪れた二人の学者をめぐる冒険奇譚。夢と現実が交錯する世界は、妖しくて禍々しくて艶めかしくて、とんでもなく美しい。ぞわぞわしながらスクリーンを観てた。「鳥類学者」とモチーフがシンクロしてる。両方とも大好き!
— ozamio (@doramio) 2016年11月6日
凄まじくよかった。時間も空間も飛び超え、長い旅をしてきた気分。
シーロ・ゲーラ「彷徨える河」https://t.co/ITb0pP0zyu 凄まじくよかった。時間も空間も飛び超え、長い旅をしてきた気分。モノクロで描かれたジャングルの深く厳しい美しさはもちろん、鳥の声、虫の声、河のせせらぎ、音の輪郭が鮮やかで、冒頭から物語の世界にひきこまれた。
— ozamio (@doramio) 2016年11月6日
今なお続く破壊
『彷徨える河』
— えす*A52 (@s_4_tune) 2016年11月6日
豊かな自然と共存している人間たちに、文明と科学、暴力で支配していく西欧文化はどこの国でも見られる悲しい普遍性がある。この映画はそこが主題ではありませんが、そのままでいれない、今なお続く破壊していく姿に気づかされる
独特な世界観
彷徨える河みた。アギーレ/神の怒り、フィツカラルドっぽい、辺境な映像に引き込まれる。でも、いかにも西洋的な切り口である辺境だけで成立させず、そこに民族の謎の教義(偽の歴史を本物っぽいディテールでもって創作してしまうのがマジックリアリズムか)が加わって、独特な世界観や。
— hohohohohohoho (@399Batucada) 2016年11月5日
並行する二線が違和感なくひとつに重なる快感。
彷徨える河@渋谷 ラヴ・ディアスに期待していたのは、こういうお話の面白さだったのになあ、としみじみ。並行する二線が違和感なくひとつに重なる快感。荷物の扱いの違い、なるほどそーゆーことか、と。登場人物も魅力的で、全ての行動に共感できなくても好きになった。それぞれの立場で誠実なのだ。
— starbuck (@tobetwenty) 2016年11月5日
予備知識なしで観たら、滅法面白かった。
彷徨える河、予備知識なしで観たら、滅法面白かった。ちょうど5年前に観たアピチャッポンのブンミおじさんの森とのつながりを感じた。コロンビアとタイ。森、道行き、神話的世界観、どちらも自国の内戦が背景にあること、など。 https://t.co/ZQ9CR4Uxnj
— Nobuya Togashi (@eucalypso) 2016年11月5日
未開の森への好奇を主題とする傑出した人類学映画。
彷徨える河 https://t.co/vWkJ0J3705 未開の森への好奇を主題とする傑出した人類学映画だった。前世期初頭の独民族学者と数十年後の米民族植物学者の二人の旅を時を超えて伴にしたアマゾン先住民の男。彼は植民地の暴力により放浪・孤独となり記憶とシャーマンの力能を失う。
— 奥野 克巳 (@berayung) 2016年11月5日
今年の映画は「父を探して」「彷徨える河」の一騎討ちだけど、どっちも南米
今のところ今年の映画は「父を探して」「彷徨える河」の一騎討ちだけど、どっちも南米なのに前者はカラフル・後者はモノクロで両極端なのが面白い。南米って括りが雑だけどさー
— ラッキーマウンテン (@xixiiiv) 2016年11月5日
「記憶」と「記録」の映画なのね
昨日観た「彷徨える河」、アマゾンの先住民は「記憶」、白人は「記録」に基づいている、「記憶」と「記録」の映画なのね。「地獄の黙示録」と「2001年宇宙の旅」を合わせたような概念。思ってた以上にスケールが大きく、難しい映画。
— レスター (@r_e_s_t_e_r) 2016年11月4日
文化的差異をすり合わせる際の瞬間心重なったであろうあの笑顔に未来を見出したい
『彷徨える河』コロンビア史の汚点を地獄巡り的に総括し、向き合いその先を見つめる映画だったかと。負の連鎖を断ち切るような建設的なヴィジョンの提示と、最後まで中立たろうとする作り手の視線が印象に残る。文化的差異をすり合わせる際の瞬間心重なったであろうあの笑顔に未来を見出したい。 pic.twitter.com/eLMUlflJlI
— 下手の縦好き (@xichu3) 2016年11月4日
単なる半環境破壊ネイチャー映画、では無かった
『彷徨える河』想像以上のぶっ飛び映画だった…。単なる半環境破壊ネイチャー映画、では無かったです。色んな視点で語れる映画だなぁと。
— でーすけ@『ジュリエッタ』観ようず (@dai_1976) 2016年11月4日
白人の視点ではなく現地のガイドの視点
『彷徨える河』を観てきた。これは『地獄の黙示録』後半のような川下りものの映画だが、白人の視点ではなく現地のガイドの視点になっており、哲学的な話かと思っていたら冒険ものの要素も兼ね備えていた。若き日の主人公の風貌はチャン・チェンとショーン・ユーを足して2で割ったように見えた。 pic.twitter.com/OiwI60td1L
— 正法眠蔵 (@sadistasadis) 2016年11月3日
モノクロ映画だからこそアマゾンの深い森や河の色が想像の中でよりいっそうはっきりと浮かぶ。
「彷徨える河」はモノクロ映画です。だからこそアマゾンの深い森や河の色が想像の中でよりいっそうはっきりと浮かぶ。実在の探検家の手記を元に、アマゾンに住む民族を描いた、という設定だけでも胸熱で楽しみだったが、実際に観てみると予想以上に映画の世界に引き込まれた。
— 冬里かぴ子 (@fuyukapi) 2016年11月3日
さっきまでアマゾンの奥地を探検してきた感覚
渋谷のシアター・イメージフォーラムで「彷徨える河」を観てきました。さっきまでアマゾンの奥地を探検してきた感覚になっているので、渋谷の街並みについていけない。コロンビア人が虐殺しに来たらどうしよう?とか思ってしまう。とりあえずどこかお店に入って落ち着くとしよう…
— 冬里かぴ子 (@fuyukapi) 2016年11月3日